43名 出品
第38回東京黒百合会展が盛会にて終了いたしました。48名の会員中43名の参加により、来場者も600名近く、例年以上の盛り上がりが感じられ、展覧会委員一同大変感謝しております。今年は有志大作展が併設された事もあって、ご来場者の方々に黒百合会のレベルの高さと会員の熱意が充分伝わった事と思います。更に3名の新人の出品、杉山マスミさんの功労表彰等で最終日の懇親会も大変賑々しく終了、来年の39回展、そして40回展へと意欲と夢が大きく広がりました。 有難う御座いました。 (杉山 直)
天から降った偶然の僥倖によるこの展覧会は、このチャンスを上手に生かして、恒例展とは一風変わった雰囲気を醸し出していて盛会であった。 銀座アートホールのご好意により一階ギャラリーも同時に使用できることになり、有志大作展を開催した。作品の大きさは30号から100号までの作品で、出品者20名で25点を展示した。(80〜100号の大作は8点の展示)。今まで東京黒百合会展でこのような大作を多数展示したのは初めてのことで、見に来て下さるお客も、この大作展のおかげか、例年より多く、好評であった。 今回の東京黒百合会展は20世紀最後の展覧会であり、このように盛大に開催出来たことは本会にとっても喜ばしいことである。 (小石浩治)