第46回 東京黒百合展

36名 出品

2008年9月29日〜10月5日 銀座アートホール2階ギャラリー 

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青木 宏 「雪 原」  油彩 F50
抽象から具象に戻る気持ちになってから2年余りが過ぎ、やっと地に脚がついてきた感じだが、未だに題名をつけるのに困る絵が時々出来上がってしまう。
石川三千雄 「2月の古河講堂」 油彩 F20
昨年2月、久しぶりに大学構内を散策。雪の中の古河講堂を懐かしく見た。当時は一般教養部事務局があった。
江木 博 「ABURATSUBO」 水彩 F25
北条早雲の大軍に攻められた三浦一族は、遂に城主以下、この海に身を投じ、血と油に染めた。これがこの名の由来とか。北原白秋はこの海を「しんととろりと深く底光する」と表現したが今は……。
江沢昌江 「裸婦」 油彩 F10
ひさしぶりに油絵を始めました。油絵の具が案外透明だということを知ってびっくりした。
大谷敏久 「バラ咲く宮殿(バッキンガム)」 水彩 F20
白バラ(シンシング城)黄バラ(旧チャーチル邸)のみの群生も美しいが色バラの群生に挑戦しました。
大野芳久 「東京駅」  油彩 F30
東京駅は1914年に出現し、戦災に遭い、1947年に復元されたそうです。20年以前にも同じ場所から描きました。
笠木貴美子 「翔」 水彩 B1
30数年前にテキサスで見た空が強く印象に残っています。水蒸気の少ない高い遠い空でした。水彩で乾いた空気が描けるか挑戦してみました。
笠原寛 「桃咲く」 油彩 M25
なるべく明るく描くことを心がけています。右下に赤い線を入れたところ画面が引き締まったと思うのですが。
鍛冶 弘 「稲村ケ崎」 油彩 F15
ボート遭難の碑の前に佇み、子供の時の思い出の歌「真白き冨士の嶺」をしばし口ずさんだことだった。
木崎甲子郎 「氷海」 油彩 F50
その昔、チリー南端から南極へ飛んだ。氷山の点在する海氷原の広芒とした感じが出ているかどうか。
喜多 勲  「廃墟の現代アート」  アクリル P30
廃墟の中庭に障害のある子供たちが寝椅子のキャンバスに描いた作品が並べられてあった。これはコンテンポラリアートだと思った。廃墟を背景にコントラストは鮮烈だった。
木綿弘子 「鏡の前の静物」 油彩 F10
いつの間にか似たような色合い、描き方になってしまうので、今回はナイフを使って一気に描いてみました。

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