2012年10月8日〜10月14日 銀座アートホール2階ギャラリー 

38名 出品

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石川三千雄   「初夏の上高地と河童橋」  油彩 F15 江沢 昌江 「夏の旅」 油彩 P30
私達夫婦にとっては2度目の上高地訪問でしたが、皆様とBBQと合評会で一夜を過すことができ幸運でした。

緑と光が北海道に似たバルト海の国。カラフルな夏の装いの旅行者で、街は明るい空気に満ちていました。

江木 博   「緑陰の流れ」  水彩 F50 大谷 敏久   「緑陰を想う」  水彩 F20
樹と水。私の好きなテーマの一つである。樹の間を抜ける陽が印象的であった。

冬の雨の鈴懸の裸木には、夏のあの美しい緑の木陰を偲ばせる姿はありません。でも描きたいモチーフでした。

大野 芳久   「北の大地」  油彩 F50 笠木貴美子  「2012 夏」  墨 50号変形

会展50回記念、油絵歴50年ということでF50号に。50年前のスケッチを元に北大農学部を描きました。

墨で描く絵を描き始めて数年になります。やっと見つけた!との思いがあります。この表現手段を追究して行きます。

笠原 寛   「山峡の里」  油彩 F30 木崎 甲子郎  「埠頭」  油彩 F30

100号を描くためのエスキースです。30号は縦横の比率が100号と同じなので便利です。100号を見ていただければ幸いです。

今年の4月初めから3ヶ月ばかりの船旅をした。嵐に会うこともなく、港みなとでスケッチをした中から、この1枚を油彩にした。ビルの建った港の風景なども悪くはない。終着の神戸港から見た町と背景の六甲山は鮮やかで、心に残った。

喜多 勲  「ポンデザール」 アクリル P30 木綿 弘子  「想い」  油彩 F50

春の北翔展と同じモチーフですが、この絵の元のスケッチ気に入っていて、ポイントを少しずらせて描きました。

若い女性へ − 伸び々と生きて欲しい。主役は貴女よ。そしていつも笑って居て欲しい。そんな想いをこめて・・・

小石浩治   「落葉のソナタ」  油彩 F50 後藤 一雄   「Amazing Box エネルギー伝達回路」 3DCG  F30

会展50回を祝し、「弦楽五重奏曲」を奏でる森の妖精たち。舞い散る落葉と一緒に、行く秋を惜しむ。

大震災の記憶を活発に活動する地球のエネルギーや構造に注目し、フラクタル画像を使って表現してみた。

佐々木 繁  「仙台の近く、山寺へ」  水彩、F20 佐々木俊明  「オブジェとヌード」  油彩 F50
三陸の大震災から一年半、被災した友は立ち上り、仙台の実家の裏手の山寺は、その全てを見据えて静座する。

お馴染みのモデルさんとセレネの馬の石膏像、モンローのポスターや賑やかなオブジェとの共演。

柴野 道夫  「初秋の夕暮れ」   油彩 F50 嶋田 勝弘   「城ケ崎海岸」  油彩 P10

初秋の安曇野の夕暮れどきは、実に美しい。黄金色の稲穂、緑白色のそばの花が逆光に輝いている。

家族旅行で伊豆の城ケ崎を散策、冬の海の荒々しい風景を写真に納め描いた。

首藤 義明   「友と集う」  水彩 F30 染川 利吉   「黒い空・黒い海」  油彩 F15

6月明治45年度寮歌「都ぞ弥生」100年祭がありました。寮友とともにこの輪の中いる想いを描きました。

先入観を排する実験として日中の黒い空と黒い海を描いてみた。先入観に負けて平凡な絵になってしまった。

高橋 真紀子  「朝のルクセンブルグ公園」 油彩 F10 建脇 勉  「迫る 12‘A」  油彩 F30

パリを発つ朝、散歩をしたときの1カット。ゲートが開けられた直後で、まだ人も疎らで空気が澄んでいた。

背傾を何にするか試行錯誤して来たがやっと納得するものを見出した。今はそれをどう描くかに注力している。

谷 岑夫  「早春のカラマツ林と旭岳遠望」 油彩 F40 田村 鉄弥  「人生の終りは蝶」 油彩 F50

雪の下から僅かに顔を覗かせた川辺や樹木周りの土に咲いた福寿草の黄色の花に生きている喜びを実感する季節。

身近になった死に聖書や、ニーチェの思想もあるが、キプラーロスのさなぎから抜け大空に飛ぶ、が好きです。

田中 信子  「ふるさとの河原」  油彩 F50 西沢 昭子   「上高地新緑」  油彩 F8

夏休みになると午後は友達と毎日河原に遊びに行った。水浴び・かじか・やまめとりと、思い出は尽きない。

大好きな上高地に写生会と聞き奮起して参加。美しくて楽しくて最高でしたが作品はいまひとつ。構図が問題。
西村 幸二  「光と影の記憶3」  アクリル F10 長谷川 修   「奥石廊崎」  油彩 P10

9月半ばというのに真夏日が続く。池袋本町の遊歩道公園の花梨が数個の実をも茶褐色に変じて立ち枯れいた。

孫の海水浴に同行。一人足を延ばし奥石廊の崖上に。そこにはキャンバスに封じ込めたい風景が広がっていた。

樋口 正毅  「日本で一番海に近い駅」  油彩 F30 深井 靖  「背中合せの二人のヌード」  油彩 F30

2007年7月16日新潟県中越沖を震源とする地震(M6.8)で甚大な被害を被った、JR信越本線青海川(おうみがわ)駅付近を描いた。

存在感のある人物画を意図し、骨格、動勢、量感など二人の対照関係を掴み、相互の特徴を際立たせる。

細井 真澄  「時の流れ」  油彩 F20号 前田 直寛   「大 正 池」  ジークレイ版画 A3

我家の周りの森もだいぶ無くなり、未来都市に生まれ変って行く。大自然の猛威に激しく揉まれ、ねじれ、歪み、変形しながらも、耐え抜いた大木の、凛としたその姿に感動する。自分もその様でありたいと思いながら…

今年の上高地宿泊写生会の写真等をベースに構想した作品です。大正池の幻想的な雰囲気をどう表現するか、どの木を描くか、背景をどう単純化し、絵全体をよりシンプルにできないか?この単純化の過程は、今後の作品制作のベースになると考えています。

牧野 尊敏  「田代池(上高地)」  油彩 F50 松田 忠好  「梅雨の終り」  油彩 F50

山の神が宿るといわれる上高地。私の好きな風景の一つ田代池に行けたのは、最高の幸せであった。

梅雨の終わるころになると、紫陽花は色あせ、去年刈り込んだ茎が主役の座を取りかえすように目立ってくる。

森 典生  「新緑の水辺」  油彩 F20 山川 直美   「立山」   アクリル F10

雪解けの清流に映える新緑の眺めは一時の至福である。差し込む陽光に突然吹いた春風が木の葉を揺する。

7月に初めて立山に登りました。雄大な山の姿と雷鳥親子と出会った喜びを表現したいと思っています。

山田 哲男   「囁く」   油彩 F30号 横山 幹憲  「駅前の並木道」   油彩 F10

シェークスピアの戯曲では人の感情を巧みに表現しており、囁きはその一つの有効手段です。嫉妬、野心、策略、陰謀、裏切りなどが囁きの中から読み取れます。

数年前駅南口附近が整備され立派な並木通りが生れた。研究所の人達、学生そして買物の主婦達の道となった。

若松 八郎  「竹内果樹園主」   アクリル F20 渡辺 理枝   「猫」  油彩 P10
竹内君は小学校同級生武蔵野駅至近六千坪のオアシスでは彼の開発品種もふくめて柿梨ぶどう達が幸せを生産 我が家には18歳と1歳の雌猫が居る。老猫に静かな余生をと考えていたが、1月娘の所から幼猫が突然やって来た。
小品
遺作

青木 宏

スナップ

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